2013年といえば半沢直樹。
「倍返し」は流行語にもなったほどだったし、ドラマ自体もすごく面白かったし、2013年を代表するドラマだったことは間違いないです。最終回の日は、ネットカフェでテレビを見る人の画面がすべて半沢直樹だったという画像が回り、それも話題になりました。視聴率も紅白を覗けば2013年トップでしたし、「2013年といえば半沢直樹」と言っても過言ではありません。
この半沢直樹、私は途中から見始めました。
というのも、最初はぜんぜん興味なかったんですよね~。どちらかといえば恋愛ものが大好きな私が、サラリーマンばっかり出てくるこのドラマに興味を持てたか?という話なんですよ。無理でしょ?
ネットで「半沢直樹が面白いらしい」と言われた時期も、友人が珍しくおすすめする!と言ってきた時も、私はスルーしていました。あと、半沢役の堺さんは「リーガルハイ」の印象が強かった。半沢直樹のあとに「リーガルハイ2」が控えていたので、「半沢はいいや」と思っていたことも観なかった理由ですね。
で、どうして見たのかというと夫がきっかけです。
夫が会社で「半沢が面白い」と聞いてきて、「そこまで言うなら見てみるか」ということで見始めたのがきっかけ。
見てみたら、あまりにも面白くてびっくりです。
たぶん、これって解りやすいストーリーなのがいいんでしょうね。悪役があまりにも解りやすい。解りやすく悪いことしすぎ(笑)。でもって正義も「ベタな正義」なのが良い。悪役が演じる悪役中の悪役を、正義がガツンガツン解決していくのがこのドラマの面白さだよね?と思います。爽快感がありますよね。
●中国・韓国でも人気に!
やっぱり、ウケるドラマっていうのはどこでもウケるんだなあと思ったのが、韓国・中国でもこのドラマが人気だということ。いつもは喧嘩ばかりの日本と韓国・中国ですが、それはあくまで国同士のレベルであって、個人が抱える不満って意外に同じなのかもしれませんね。
半沢直樹に出てくる敵役は、本当に嫌味なくらい「嫌な人ばっかり」。
で、主人公の半沢は周囲がみんな敵になっていく中で孤軍奮闘する。ここで、半沢が自分を曲げずに突き進み、最後には相手を土下座させちゃうところが爽快でした!
今後、「第二弾があるかも・・・」と言われていますが、やった時にはぜひぜひ見たいですね~。しかし、このドラマで堺さんはかなり株を上げたというか、素晴らしい実力を世間に知らしめたのではないでしょうか。個人的には、新撰組の山南先生役をやっているときが好きでしたが、今回のことで「どんな役もこなせる人だ」ということが解りました。