風水とドライフラワー

風水は、基本的に汚いものを嫌います。
玄関に靴が散乱していたり、本棚に本をバラバラに並べた状態などはNGであり、トイレは不浄な場所なので、ピカピカに磨きあげるのを良しとしています。
花も同様で、生花や観葉植物は運気アップアイテムとして歓迎されますが、ドライフラワーや造花は「死んだ花」として忌み嫌われるのです。

ただ、ドライフラワーを飾っている人がすべて不幸ということはありませんし、贈り物としていただくこともあるでしょう。
死んだ花だからといって捨ててしまうのは失礼にあたりますし、そんなことをしていたら友達をなくします。

問題は、ドライフラワーの状態にあります。
ほこりをかぶった状態で、棚の上に置きっぱなしであれば、恋愛運に悪影響が出るかもしれません。
これは、整理整頓のできない、身だしなみのよくない女性は縁遠いという傾向につながるのでしょう。

恋愛運にとって、花は運気アップアイテムのひとつです。
生花だけでなく、花柄のカーテンとかベッドカバーなどのファブリック類が良いとされていますから、ドライフラワーだっておしゃれに飾られている分には、その延長線上にあるはずです。

ただ、花ならどんな花でもいいかというと、ラッキーカラーなども関わってきます。
その年ごとのラッキーカラーもありますし、ピンクやオレンジなどのパステル系のカラーが、風水的に恋愛運アップの色となります。
華やかな色の花の方が、恋が運ばれてきやすいということです。

風水とブリザーブドフラワー

ドライフラワーと似ているものに「ブリザーブドフラワー」があります。
ブリザーブドフラワーは、生花を脱色したものに特殊な着色液を吸わせて、乾燥させたものです。
風水的には、このブリザーブドフラワーも、生花と造花の中間にあたります。

ただ、ラッキーカラーという点からすれば、ブリザーブドフラワーはドライフラワーと違って、着色することができることからカラーバリエーションが豊かです。
その年ごとのラッキーカラーや、恋愛運アップの色であるピンクやオレンジ系のものを選ぶことで、運気アップにつながるでしょう。

ブリザーブドフラワーを飾る場所ですが、玄関やトイレ、バスルームといった水場は避けるようにしてください。
これらは、気の流れの影響が大きく響く場所だからです。
生花や観葉植物であったとしても、枯れたまま放置していたのでは同じことなので、ブリザーブドフラワーやドライフラワーを含め、きちんと手入れした状態で飾りましょう。

ところで、ブリザーブドフラワーやドライフラワーを贈り物にする場合ですが、風水を生活に取り込んでいる人の中には、「死んだ花」として嫌っている場合がありますから、贈らない方が無難です。
特に、新婚のご家庭などに結婚祝いとして贈る場合は、注意が必要です。
ブリザーブドフラワーやドライフラワーに抵抗がないかを確認してから、プレゼントしましょう。