プロポーズに花束

好きな人に告白やプロポーズをする際に、花束を渡して行うこともありますが、花には花言葉が付いているので、知っておいた方がよいでしょう。
愛の言葉が込められた花もありますが、不吉な花言葉の付いたプロポーズに向かない花もあるので注意が必要です。
花言葉に詳しい恋人に、プロポーズに向かない花を贈ってしまうと、落ち込ませることになるかもしれません。

プロポーズに贈られることの多い花ですが、ゴージャスなバラの花束は贈られれば嬉しい花束のひとつでしょう。
花言葉は「あなたを愛しています」ですが、バラにはトゲが多いことから「美しい人にはトゲがある」などのようにも使われることがあります。
豪華ではありますが、好き嫌いが別れる花でもありますので、事前にバラの花が好きかどうかの確認をしてください。

特に、女性の場合は匂いとか花粉がつくとか、花に好みがあったりしますので、できるだけ好きな花を贈りましょう。
花を贈られる以前に、「自分の好きな花を覚えていてくれた」ことに感動があります。

プロポーズに向かない花

プロポーズに向かない花ですが、ユリには黄色の花に「偽り」、ピンクに「虚栄心」、オレンジに「軽率」などの意味があり、好きな人に贈ってはいけない花の部類でしょう。
ラベンダーなども香りの良い、紫色のキレイな花ですが、「不信感」や「疑惑」といった、サスペンスもどきの花言葉が付いています。
過去に、告白やプロポーズで失敗したことがあるとしたら、こんな花を知らずに贈っているようなこともあるかもしれません。

ほかには、「嫉妬」にまつわる花言葉が付いている花に、マリーゴールドやヒヤシンスといった花があります。
マリーゴールドやヒヤシンスの見た目のイメージ、可愛らしさや爽やかさからは想像のつかない花言葉が付けられていたりします。
とんでもない花言葉が付いている花は、それほど多くはありませんが、贈る前にいちおう調べておいた方がよさそうです。

花の色

花言葉は、花の色によって分かれている場合があるので、花屋さんに目的の色がなかった場合、ほかの色にすると意味が違ってきます。
バラも、真紅のバラは「愛情・情熱」ですが、黄色を選択すると、「薄れた愛情・嫉妬」になります。
チューリップなどは、赤であれば「愛の告白」なので問題ありませんが、黄色を選ぶと「望みなき愛」、白だと「失恋」してしまいます。

赤いから情熱的、白いから純潔、黄色だから元気のようなイメージがありますが、すべてがそうではありません。
また、くすんだ色の花だからといって、必ずしも花言葉がダークなものとも限らないようです。

告白やプロポーズをするときには、見た目と花言葉からくるイメージの良いものを選んで、好きな人に贈ってください。
ふたりだけの記念日などで、花言葉にあなたの気持ちや想いを込めて手渡しましょう。