四葉のクローバーの見つけ方

四葉のクローバーは三つ葉のクローバーが奇形したものといわれますが、ほかに、五つ葉、六つ葉、七つ葉、八つ葉、九つ葉、十葉なども発見されています。
十葉にいたっては、葉っぱのかたまりと化しており、いくぶんごちゃごちゃしています。
ちなみにギネスでは、最多記録として「56葉のクローバー」が認定されています。

四葉のクローバーの正式名称は「シロツメクサ(白詰草)」で、春から夏にかけて野原などに咲いている、白くて丸い小花のついたマメ科の植物です。
シロツメクサを茎から取って編み込めば、白い冠や首飾りを作ることができます。

シロツメクサは人などに踏まれることで生長点に傷がついて、そこから奇形が発生するのではないかといわれています。
四葉のクローバーを探すときには、人に踏まれやすそうな場所を探すと見つけやすいかもしれません。
そのような場所では、五つ葉以上の葉っぱの多いものが見つかる可能性があります。

そっくりなカタバミ

カタバミという植物の葉はハート型の三つ葉をしており、クローバーにそっくりです。
また、オキザリスという植物もカタバミの仲間なので、クローバーとよく似ています。
どちらも花の外見がかなり異なりますから、咲いているのを見て間違えることはないでしょうけど、葉っぱだけ見ると間違えてしまいそうです。

カタバミの花言葉は「輝く心・心の輝き・喜び」、オキザリスの花言葉には「決してあなたを捨てません」というものがあります。
オキザリスという名前から連想してしまったような花言葉ですね。

花言葉

三つ葉のクローバーは、一枚一枚が「希望」、「信仰」、「愛情」で、残りの一枚、つまり四番目の葉っぱは「幸福」とされています。
そのため幸福のシンボルとして、誕生日や結婚式のプレゼントなどに贈られることの多い植物です。
四葉のクローバーを中に閉じ込めたキーホルダーやストラップなどが販売されています。

四葉のクローバーの花言葉ですが、「Be Mine(私のものになって、私を想ってください)」です。
五つ葉は「経済的繁栄・財運・金運」、六つ葉は「地位と名声」、七つ葉は「無限の幸福」、八つ葉は「家内安全・子孫繁栄・家庭円満」、九つ葉は「神がかり的な運・邪を退ける」、十葉は「完成と成就」を意味します。

保存方法

五つ葉ぐらいまでなら、押し花やしおりなどにして保存しておけますが、葉っぱの数が多くなると立体的になるので保存が難しそうです。
四葉のクローバーの保存方法ですが、空気に触れていると色があせてきますから、ラミネートフィルムなどではさむとよいでしょう。

手間をかけられる人なら、樹脂で固めるという方法もあります。
この方法であれば、七つ葉や八つ葉など葉っぱの数が増えたとしても、キレイに保存できるのではないでしょうか。