色の違い
バラの花は豪華だからプレゼントとして用いられますが、いろんな花言葉があるので、覚えておいた方がよいでしょう。
まず、色によって花言葉が分かれており、真紅のバラは「愛情・情熱」ですが、黄色だと「薄れた愛情・嫉妬」になります。
赤を選ぶか黄色を選ぶかで、真逆のメッセージになってしまうため、贈る際に注意が必要です。
ブリザーブドフラワーだと、バラにさまざまな色を付けることができます。
白の花言葉は「純潔・清純・無邪気・尊敬・素朴」、ピンクは「上品・気品・しとやか」、オレンジは「魅惑・信頼・絆」、紫は「誇り・気品・上品」、青は「奇跡・夢」となっています。
青や紫のバラを栽培するのは難しいですけど、ブリザーブドフラワーなら好きな色に着色することが可能です。
形の違い
バラにも一重咲きやつぼみのものなど、形に違いが見られますが、その形によっても花言葉が分かれます。
真紅のバラのつぼみの場合は「純潔・純粋な愛・愛の告白」、白い一重咲きのバラは「素朴・純粋」、ピンクの大輪のバラは「上品・気品・しとやか」という意味を持ちます。
多弁のバラは「誇り」を意味し、さらに、バラのトゲには「不幸中の幸い」という意味があり、トゲのないバラだと「誠意」や「友情」をあらわします。
しおれたバラには「はかない・つかの間」の意味があるので、購入してから渡すまでの鮮度も重要です。
状態にも花言葉があるということになると、贈るタイミングしだいでは、メッセージが違ってしまうおそれがあるということでしょう。
本数の意味
バラを贈るときに、何本贈ろうかと迷うことがありますが、本数によっても花言葉は違ってきます。
1本は「一目ぼれ」、2本は「この世界は二人だけ」、3本は「愛しています」という告白、6本は「あなたに夢中」、7本は「ひそかな愛」となります。
さらに、この上があり、11本で「最愛の人」、15本は「永遠の友情」、99本は「永遠の愛」または「ずっと好きだった」、108本は「結婚して下さい」、999本は「何度生まれ変わってもあなたを愛する」でした。
贈られたのがたった3本なんて、「母の日のカーネーションじゃあるまいし」とガッカリしてしまいそうですが、「愛しています」という告白の意味があります。
また、11本が「最愛の人」なのに、それより多い15本は「永遠の友情」なのかと、少しツッコミどころのあるバラの花言葉ですが、108本も贈られたら、さすがに気持ちが動くのではないでしょうか。
バラの花は高いので、999本も購入するには相当お金がかかりますから、プロポーズを簡単に断れない雰囲気があります。
999本もあれば渡し方にも工夫が必要になり、演出しだいで効果が違ってくるでしょう。
以上を参考に、バラの形や本数に愛を託して、好きな人にアプローチしてください。