ちょっと前になっちゃいますけど「あまちゃん」も好きでしたね。
見たいなとは思っていたんですけど、朝で微妙に出勤と被っちゃっててなかなか見れないでいたんです。

脚本から期待大

だから一週間分予約しておいたのを週末に見ていたんですけどまず宮藤官九郎脚本って事でかなり期待していたんですよ。
だってあの宮藤官九郎が朝ドラですよ!?

普通に考えたらミスマッチっていうか、いまいちピンと来なかったんですよね。でも実際に始まったらとっても面白かったです。
なんとなくなんですけど、アイドルを集めてデビューを目指すっていうのが現実にリンクしているっていうか、やっぱりAKB48を連想しちゃいましたよね。

それでも毎週のめり込んでみていましたね。このドラマは脚本も良かったと思うんですけど、全国のいろいろな所を見れたのもとっても面白かったです。
震災の事に触れていて、賛否両論来るんじゃないかなって思っちゃいましたけど、それでも敢えて触れたって所にかえって意地みたいなものを感じて良かったですよね。

私は故郷編も好きなんですけど、それよりも東京編の方が好きでした。
ここら辺はシリアスとまでは言いませんけど、震災がテーマになって、アイドルと一人の女の子の葛藤みたいなものを感じる事が出来たんですよね。
その心理描写みたいなものが物凄くリアルだったんですよ。

ここまで丁寧に描いてくれるのかって感動したくらいですよね。
芸能活動を辞めて北三陸に帰った所とか、物凄くリアリティがありましたし。
でも津波被害とかを見て、アイドル活動を再開する。

王道と言えば王道作品

話の展開としてはありがちなものなのかもしれないんですけど、ここまでの展開が怒涛のようで本当に面白かったです。
あと、その時の音楽も良かったんですよね。

私はあまちゃんがここまで印象に残っているのは、脚本とか演技ももちろん素晴らしかったと思うんですけど、劇中のBGM。
これがとっても良かったんじゃないかなって思っているんです。
臨場感のある時にはより臨場感を演出してくれるBGMでしたし、コミカルな時にはコミカル。

どのドラマもそうだとは思うんですけど、あまちゃんの場合物凄くマッチしていたんですよね。
自分好みの音楽だったからっていうのもあると思うんですけど、それが物凄くマッチしていたし、とっても印象に残っています。

ここ最近のNHKの朝ドラでは一番なんじゃないかなって思いましたね。
だってそれまでNHKの朝ドラは私は出勤時間を考えると見れないんです。

だからいつも周囲の評判を聞くだけでしたけど、あまちゃんだけは自分でもみたいなって思って録画までしてしまったんです。
しかもただ録画するだけではなくて、しっかりと楽しみましたね。
それがすべてを物語っているんじゃないかなって。