お花が好きな私は、花びらの砂糖漬けも時々自分で作るんですよ。
難しい料理のように思われるかもしれないんですけど、実際にはそこまで難しいものではないですね。
むしろ簡単な部類に入るんじゃないかなって思っているんです。
なんでかって、本当に漬けるだけなんですよ。
砂糖を混ぜて、それに花びらを漬けておくだけ。
自分でする事は漬ける砂糖を配合するだけですけど、ここが腕の見せ所でもあるんですよね。
花びらによって、やっぱり味は微妙に違うんですよ。
違いが出てくる
これが結構大切っていうか、本当に違うものなんですよね。
どれも同じだろうって思っている人もいるかもしれないんですけど、実際にはそんな事はないんです。
むしろ全然違うんですから。
それに一応夫もいる身としては、自分の好みだけではなくて夫の好みも考慮しないといけないですしね。
私と夫が気に入っている砂糖漬けってなるとそこまで多くはないんですけど、薔薇とすみれは相性も良いですね。
そのままだとちょっと匂いが強すぎるのでバニラの香りを付けるととってもスイートになりますよ。
私はこれを紅茶に浮かべてます。
優雅な気持ちになれるし、砂糖とバニラがいい感じに紅茶と混ざって紅茶もどこか品が出るし味も締まるしで、夫ともども気に入っています。
紅茶とかコーヒーもいいですよね。
紅茶の方がマッチしているかなとは思いますけど、コーヒーも悪くないかなって思います。
あとは藤もいいんですよ。もともと藤の匂いってどこか品があるじゃないですか。
砂糖に漬けて甘さを出すと、高級和菓子みたいな雰囲気になるんです。
さすがに私は高級和菓子なんてそうそう食べれるものじゃないですからね。
でも藤の花びらの砂糖漬けだと、簡単に高級感を味わう事が出来るのでオススメですよ。
高級感も出る
藤もそこまで珍しくはないですからね。
こちらも紅茶に入れるのも良いんですけど、食用じゃなくてハーブ代わりにも出来ますよ。
部屋がほんのりと良い匂いに包まれるんです。
私のやる事に対しては基本的に口うるさいっていうか否定的な夫なんですけど、藤の花びらの砂糖漬けの匂いを部屋に充満させた時だけは「お、いい匂いだな」なんて上機嫌になってくれましたね。
ただ、こちらはあまり砂糖を入れ過ぎない点がポイントですよ。
砂糖を入れ過ぎると藤本来の品のある匂いが砂糖で薄められてしまうんですよ。
紅茶に入れる時の事を考えて砂糖を多めにって考えるのもよく分かるんですけど、匂いまで楽しめるものですから、匂いも一緒に楽しまないのは勿体ないんじゃないかなって思いますよ。
それに、いろいろと試してみる楽しさもあるんですよ。
沸騰させたお湯で消毒さえしておけば、どの花でも出来ますから、アイディア次第ではあっと驚く砂糖漬けも出来ちゃうんですよね!